学会賞とフェロー制度

学会賞

功労賞 (受賞者一覧

 本会の発展に功績があった会員に贈呈される賞。

学会賞(学術部門)(受賞者一覧

 太陽エネルギー利用技術に関する学術分野において、長年にわたり優秀で貴重な研究を行い、学術上特に顕著な業績を挙げた本会会員もしくは団体会員に贈呈される賞。
 太陽光発電の分野においては「太和田賞(副賞として20万円(源泉税込み))」が、太陽光発電以外の分野では「谷辰夫賞(副賞期として20万円(源泉税込み))」が授与されます。

学会賞(技術部門)(受賞者一覧

 太陽エネルギー利用技術に関する技術分野において、優れた技術開発を行い、その技術が実用化され、社会に対し特に顕著な貢献をした本会会員もしくは団体会員に贈呈される賞。

論文賞 (受賞者一覧

 受賞候補者推薦の年から起算して過去2年間に日本太陽エネルギー学会誌「太陽エネルギー」に発表された論文のなかから優秀と認められる論文の著者に贈呈される賞。

 なお、太陽熱利用分野において最優秀と認められる論文には「押田賞」が授与されます。
 また、太陽光発電の分野において最優秀と認められた論文には「太和田賞(副賞として20万円(源泉税込み))」が、太陽光発電以外の分野において最優秀と認められた論文には「谷辰夫賞(副賞として20万円(源泉税込み))」が授与されます。

奨励賞(一般部門および学生部門)

 本学会が主催する当該年度の研究発表会において発表したもののなかから、優秀と認められるものに贈呈される賞。奨励賞(一般部門),奨励賞(学生部門)において最優秀となるものに「谷辰夫奨励賞(一般部門)(副賞として10万円(源泉税込み))」,「谷辰夫奨励賞(学生部門)(副賞として賞金5万円(源泉税込み))」が授与されます.

  • 奨励賞(一般部門):研究発表会開催の日に満35歳以下であり、かつ当該論文の主たる著者であるもの。→受賞者一覧
  • 奨励賞(学生部門):発表の日に学生(大学院生を含む)であり、かつ当該論文の主たる著者であるもので、学生の確認書を提出した学生。→受賞者一覧

若手研究発表会 奨励賞 (受賞者一覧

 本学会が主催する当該年度の若手研究発表会において発表した学生の中から、優秀と認められる発表を行った者に贈呈される賞(2019年度から)。


【フェロー制度について】

 日本太陽エネルギー学会は、2020年9月8日に「フェロー制度」を新設しました。
 この称号「日本太陽エネルギー学会フェロー」は、本学会関連技術分野の見識に優れ、責任ある立場で長年にわたり指導的役割を果たすとともに本学会の発展に顕著な貢献をなした会員に与えられるものです。

フェローの責務

 フェローの称号を得た会員は、本学会の関連技術分野の専門家として傑出した技術者たるべきことを自覚し、その専門技術分野の発展に引き続き寄与するとともに、指導的会員として本学会の諸活動への積極的な参画を通じて本学会の目的に寄与する責務を負うものとします。

応募資格

 正会員(団体会員で正会員として登録された期間を含む)またはシニア会員として本学会に累積で10年間以上在籍しており、以下の七つの専門技術分野のいずれかにおいて十分な見識を持つ者です。

(1)光発電分野
(2)熱利用・冷暖房給湯分野
(3)パッシブ・低エネルギー建築分野
(4)バイオマス・農業利用分野
(5)光化学・電気化学分野
(6)気象・地球環境・風力・波力・その他の分野
(7)各種実用化技術分野

推薦方法

 原則としてフェローまたは理事、支部長および支部幹事、各種委員会委員長および委員の資格を持つ正会員3名(被推薦者本人を除く)の推薦によります。

(学会組織はこちら

審査

 受理したフェロー推薦書は理事会で審査され、認定された被推薦者には「日本太陽エネルギー学会フェロー(専門技術分野名)」の称号を授与させていただきます。

認定証の授与と公表

 フェローの称号を受けた会員に会長名によるフェロー認定証を授与し、学会誌ならびに本学会ホームページに氏名を公表します。

任期と退任

 フェローの任期は4年とし、継続の有無は本人の意思を確認した上で,理事会で決定します。なお、フェローが本学会の会員資格を失った場合には自動的にフェローを退任したものとみなします。また、フェロー本人の申し出により退任できるものとします。