【日本ヒートアイランド学会】熱中症予防対策に関するシンポジウムその2 (まちなかにおける対策と個人でできる対策)(2025年6月11日)開催のお知らせ

 令和5年の気候変動適応法の改正により、「熱中症警戒アラート」が「熱中症警戒情報」として法律に位置づけられるとともに、より深刻な健康被害が発生しうる場合に備え、一段上の「熱中症特別警戒情報」が創設され、環境省は令和6年4月24日(水)から「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始した。また、自治体におけるクーリングシェルター(屋内冷房空間)の指定と運用、地域の普及啓発団体の活動促進なども行っている。
 本学会は、ヒートアイランド現象を対象とした研究者・実務者等で構成されており、いわゆる「暑さ」を専門として研究成果や実践内容を報告し議論を進めてきた経緯がある。近年、熱中症患者が増加するなど、暑さに伴う健康影響などの社会生活における問題が顕在化する中で、これらの成果を広く発信することが必要な時代となっている。
 そこで、「暑さ」のプロ集団として、環境の取組みとは少し異なる視点から夏の暑さ、熱中症などの熱ストレスの問題に対して、対策を提案するための「熱中症予防対策に関するシンポジウム」を2024年7月30日に開催し、100名を超える皆様に参加頂き活発な議論が行われた。前回のシンポジウムではまちなかにおける対策を中心に議論されたが、今回は個人でできる対策に拡張して専門家の先生方に講演頂き、具体的な対策の実践に向けて議論する機会を提案するものである。

開催日時:2025年6月11日(水) 15:00~17:30
開催場所:オンラインでの開催
参加費 無料 <学会員でない方もご参加いただけます>
申込方法 下記の「参加登録」より申し込み下さい。
申込締切 2025年6月11日(水) 15:00

スケジュール
 ※演題名・講演者・講演順は変更になる場合があります。
15:00~15:05 趣旨説明 竹林英樹(神戸大学)
15:05~15:35 基調講演「暑熱環境と運動に対する恒常性維持応答について」 河端隆志(環太平洋大学)
15:35~16:00 講演1「暑さがもたらす人体への影響」 吉田篤正(早稲田大学)
16:00~16:25 講演2「熱中症予防対策の基本」 三坂育正(武蔵野大学)
16:25~17:25 ディスカッション 竹林英樹(神戸大学)、上記講演者
17:25~17:30 まとめ 三坂育正(武蔵野大学)

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問い合わせ:日本ヒートアイランド学会事務局 E-mail:info-hi3@heat-island.jp