2026/07/15【New!】 若手研究究発表会(2026年7月29日)講演プログラム確定_参加者募集のお知らせ

2026年度若手研究発表会の講演プログラムが以下の通り決定しましたのでお知らせします. 

開催日時:2026年7月29日(水) 13:00 ~ 16:20
会場:オンライン会議室(Zoom)
参加費:会員(無料)一般(3,000円) 学生(無料)
参加申込はこちら

13:00 開会挨拶 会長 加藤和彦(産業技術総合研究所)

13:05 1.ペルチェ素子と太陽光発電を組み合わせたハイブリット発電の性能評価〜地球温暖化解決を目指して〜
    山梨学院中学校2年/山梨大学 ジュニアドクター育成塾 アドバンスコース 岩間 隆
【概要】現在,地球温暖化が進行しており,その要因の一つとして温室効果ガスの排出が挙げられる.そのため,再生可能エネルギーである太陽光発電への関心が高まっている.一方,太陽光パネルは高温時に発電効率が低下する可能性がある.本研究では,熱電変換素子であるペルチェ素子を組み合わせ,発電性能の向上を試みた.その結果,一定条件下において発電量向上の可能性が示唆された.

13:25 2.次世代太陽電池の設置法 ~簡易で,安価な設置技術~
                 株式会社Seaside 九州大学総合理工学府大学院 平野 祐晟
【概要】第7次エネルギー基本計画の太陽光発電を達成するためには,FIT最盛期を上回る勢いで設置をすすめなければならないが,可能なのか? 弊技術は,農地(畦畔),森林,河川,道路など,これまで使用されていなかったエリアに設置する具体的な手法を考案した.さらにグリーンハウスなど,建物に簡易に,安価に設置することも可能であり,次世代太陽電池(薄・軽・曲)を実装させていくためのキー技術となることを志向する.

13:45 3.太陽光を利用した二水セッコウの脱水
                          日本大学大学院 原嶋 航生
【概要】太陽光を利用した無機化合物の分解について検討している.二水セッコウは150-200℃という比較的低い温度で脱水する.そのため,まずは二水セッコウを集光レンズであるフレネルレンズを用いて加熱することを考えた.その際,白色の二水セッコウを黒鉛るつぼに充填し,太陽光を集光した.その結果,10-15分で理論脱水量を超えた.さらに,るつぼの下に熱伝導率の低い材料を敷くことで,脱水反応が促進された.

14:05 4.使用済み太陽電池のガラスカレットを各ガラス製品の製造に使用した場合のCO2排出量に与える影響                    福井大学 中村 湧真
【概要】太陽電池(PV)の大量廃棄が予測され再資源化が求められており,リサイクル処理時に出るガラスカレットのリサイクルが始まっている.しかし,それによるCO2排出量に与える影響はよく分かっていない.本研究では,ガラスカレットを利用した5種類のガラス製品の製造を対象に,PVのガラスカレット利用のシナリオを作成し,製造する製品およびガラスカレットの配合割合によるCO2排出量の変化を定量的に評価・比較した.

14:25 (休憩)

14:35 5.空気式床放射パネルを用いた暖冷房システムに関する研究 夏季における足裏冷却が熱的快適性に与える影響                高知工科大学大学院 秋山 玲也
【概要】近年,住宅の断熱性能と空調効率の向上により,エアコンのみでの空調が可能となったが,夏季の気流による不快感が課題である.本研究では,気流感の少ない空気式床下空調と通常の対流式空調の熱的快適性評価を行い,全身温冷感申告に基づく中立温度の違いや快適感申告との関係から足裏冷却が及ぼす影響を明らかにすることを目的とする.

14:55 6.外気開放型床下空間を活用した冷暖房負荷削減効果に関する研究
                         高知工科大学大学院 山岡 凌
【概要】本研究では,トレーラーハウスの床下外皮における境界条件の違いが室内温熱環境および冷暖房負荷に及ぼす影響を検討した.EnergyPlusを用いて,床下を外気に開放した条件と密閉空気層を設けた条件を比較した結果,密閉条件では室温の日較差が小さくなり,年間冷暖房負荷も低減した.これより,床下空間を考慮したモデル化は,トレーラーハウスの熱性能評価精度の向上に有効であることを示した.

15:15 7.里山微気候が古民家の環境性能に及ぼす影響に関する研究
                         高知工科大学大学院 伊東 駿
【概要】里山環境では,地形や植生により冷気流や日射遮蔽などの微気候が形成され,古民家の日射・温熱環境に大きな影響を与える.本研究では,高知県の里山古民家を対象に,夏季実測および数値解析を実施し,地形が日射環境および温熱環境に及ぼす影響を定量的に評価する.最終的には,里山環境を活かした環境設計手法の構築を目指しており,本発表ではこれまでに得られた知見について報告する.

15:35 8.トレーラーハウスの平時と災害時を想定したオフグリットシステムの評価
                          高知工科大学大学院 吉見 佑太
【概要】本研究は,太陽光発電および蓄電池を組み合わせた創・蓄エネルギーシステムと必要設備を導入することで,平時には住居として活用し,災害時には一般避難所において避難が困難な要配慮者のための避難施設として利用可能となるエネルギー自立型トレーラーハウスを提案する.そして数値解析を用いてエネルギー自立の実現可能性を予測・評価することを目的とする.

15:55 9.災害時におけるへき地診療所のオフグリッド化に関する研究
                          高知工科大学大学院 青木 達真
【概要】本研究では,へき地診療所を対象に,長期停電時でも診療を継続可能とするオフグリッド化手法を提案する.停電復旧期間に応じた「早期復旧ケース」と「長期自立運用ケース」の2つのシナリオを設定し,必要電力量と運用方法を整理する.さらに,実測データに基づく数値解析を行い,省エネ・創エネを組み合わせた手法を検討し,他のへき地医療施設にも展開可能な汎用的手法の構築を目指す.

16:15 閉会挨拶 学会活性化委員長 山田 昇(長岡技術科学大学)
16:20 閉会